時を越えて語り継がれる先人の想い
それを味わいながら、楽しむのもまた
よいかもしれません

競技かるたとは?

ここでは数あるかるたの中から「小倉百人一首」による「競技かるた」について 説明していきます。まず、競技かるたの歴史から。 競技かるたが出来たのは明治 時代だと言われており、黒岩涙香がその開祖であるといわれています。高校で日 本史をやっていた人は、この人の名前は知っているかもしれませんね。この人が かるたの早取り法というものを考案し、それが熟成を重ねて今の競技かるたにな ったといわれています。

さて、競技かるたの仕組みについて説明しましょう。

競技かるたの試合の取り方は、主に「個人戦」「源平戦」「散らし取り」の3つに 分類されます。私たちはいう競技かるたは、主に「個人戦」を指しますが詳しく話 したいので最後に後回し。まずは「源平戦」「散らし取り」について説明します。

源平戦

2チームにわかれて行う団体戦で、普通は3対3で行い、札は100枚使います。 (100枚でないこともある)札の並べ方は、縦は個人戦と同じ3段ですが、横が畳 一畳分(およそ180㎝)となります。先に場の札を無くした方のチームが勝ちとな ります。札の位置の暗記時間は特に決まっていませんが、ないところもあります。あ とは個人戦と同じルールで、空札が詠ま れたあと競技開始となります。

散らし取り

不特定多数の人数で行い、札は100枚使います。適当に札を散らして並べ、その周 りを競技者が囲むようにして並びます。いわゆる「お座敷かるた」はこの形をとりま す。この試合では、札を一番多く取った人が勝ちとなります。ただし、詠まれた札以 外の札を触ると「お手つき」となり、試合終了後に取った札を集計した時にお手つき の数だけペナルティーとなります。(お手つき1回につき取った札-1枚など)

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熊本大学百人一首同好会

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